増大サプリを飲む人が増えてきたからか、「効果なし!」という口コミを見かける機会が増えた。考えられる原因は2つある。
- 効果のない商品
- 自分自身に原因がある
もともと効果のない商品を飲み続けても金の無駄だ。潔く諦めて別のサプリに変えよう。
今回は、商品は悪くないはずなのに効かない「自分自身に原因がある場合」を取り上げていく。自分自身に原因がある場合、考えられる原因は3つある。
- 飲む期間が短い
- 飲むタイミングが悪い
- 生活習慣に問題がある
それぞれ具体的に見ていこう。
飲む期間が短い
ペニス増大サプリは効果が現れるまでに最短3ヶ月、通常5~6ヶ月かかる
単なるサプリメントなので即効性はない。
筋トレだって効果が目に見えて現れるのに3ヶ月はかかるのに、なぜサプリを飲んだだけで1ヶ月もしないうちにBIGになれると思っているのか。そんな夢みたいな商品ではない。
増大サプリに限らずサプリメントは健康補助食品、ただの食品だ。普段の食事からでは得られない成分をサプリで補っているだけ。
テレビで「タマネギは血液をサラサラにするよ」と言ってたとして、タマネギを食べたら次の日からサラサラになるわけがないだろう?
毎日食べ続けるのは難しいから、タマネギのサラサラ成分が入ったサプリを飲むようになる。
増大サプリも同じで、飲み続けることで体質改善されていくため、数ヶ月後、徐々にペニスが大きくなってくるのだ。
どのくらい飲み続けるべきか
よく「最低でも3ヶ月」と言われている。素質のある人は3ヶ月でも大きくなるようだ。羨ましいことこの上ない。
僕は6ヶ月以上かかった。完成ではなく、大きくなり始めるのに6ヶ月かかったのだ。
大きくなるまでの期間と実感は大体こんな感じで推移していった。
1ヶ月目 | 疲れにくくなったような気がする |
2ヶ月目 | 目覚めが良くなったかな?そういえば毎日朝勃ちするようになった |
3ヶ月目 | よく勃起するようになり、硬くなった |
4ヶ月目 | あれ?少し大きくなった? |
5ヶ月目 | やっぱり大きくなってる気がする! |
6~9ヶ月目 | おぉ!デカくなってる! |
1~3ヶ月目の実感が大切です
経験上、大きくなる前に何らかの実感ができないサプリは、合ってないか効果がないかのどっちかの可能性が高い。
飲むタイミング悪い
就寝前がベスト
ペニス増大サプリは健康補助食品なので、飲むタイミングに決まりはない。
サプリメントで飲む時間を指定してしまうと「効果を保証する」ことになってしまうらしく、法律で「指定してはダメ」と決まっている。
でも、成分ごとに体に吸収されやすい最適なタイミングはある。
増大サプリに必須の成分、シトルリンとアルギニンはアミノ酸なので空腹時がベストだ。
食前30分か、食後2~3時間または就寝前の空腹時が良いとされています。食事中に摂ると、食物に含まれるたんぱく質が優先的に消化・吸収されるため、アミノ酸が利用されにくくなってしまいます。
佐野薬局
食後以外の空腹時が良いため食前でも構わないが、アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進するため、就寝前の空腹時が推奨されている。
寝てから3~4時間はゴールデンタイムと呼ばれる成長ホルモンが分泌する時間なので、そのタイミングで最大の働きができるように補給すると考えると、就寝前がベストなタイミングだろう。
実際、増大サプリの多くは就寝前を推奨している。
生活習慣に問題がある
生活習慣の乱れは健康だけじゃなく増大にも悪影響。
そもそも増大サプリは血流促進、成長ホルモンの分泌促進、テストステロンの分泌促進でペニスを大きくするもの。これらは生活習慣の影響をダイレクトに受けてしまう。
ペニス増大に特に良くないと言われているのがこの4つ。
- 喫煙
- 飲酒
- 寝不足
- 運動不足
喫煙
喫煙は血管を細く縮めてしまい血流を低下させるからEDの原因になると言われている。
血流を改善しようとペニス増大サプリを飲んでいるのに、喫煙で血流を悪くしているのだから本末転倒。マイナス効果でしかない。
増大サプリで成功しようと思ったら禁煙はマスト。それくらい喫煙はペニスには悪いもの。
ボストン医科大学の研究によると、200人の勃起サイズを計測したところ喫煙者は非喫煙者に比べて小さいことが明らかになったという。
喫煙によって性的健康が損なわれ、禁煙によって改善することは米国の学会でも話題になります。ニコチンのアルカロイドは一種の神経毒です。したがって、喫煙によって性的健康が損なわれることは大いに考えられる。また、ペニスは海綿体で血流が増加することによって増大しますが、喫煙を続けていると血管が傷み血流が悪くなる。その結果、勃起しにくくなることはありえますね
世田谷井上病院 井上毅一理事長
飲酒
適度な飲酒は勃起にもプラスに働く。
アルコールには脳による過度なコントロールを軽減する作用があるので、適度であれば、ストレスが抑えられると共に本能的な部分が優位になってきて、勃起しやすくなります。
「飲酒・喫煙とED(勃起不全)って関係ありますか?」ED治療専門クリニックの大久保暁司院長に聞いてみた
「適度であれば」の適度は人によって異なるので一概に言えないが、厚生労働省によると「節度のある適度な飲酒量」は純アルコール20g程度だそうだ。
お酒の種類 | ビール (中瓶1本500ml) | 清酒 (1合180ml) | ウイスキー・ブランデー (ダブル60ml) | 焼酎(35度) (1合180ml) | ワイン (1杯120ml) |
---|---|---|---|---|---|
アルコール度数 | 5% | 15% | 43% | 35% | 12% |
純アルコール量 | 20g | 22g | 20g | 50g | 12g |
ただし、飲み過ぎはEDのリスクを高める。
過度な飲酒は、脳の神経細胞に影響を及ぼします。中枢神経に作用して脳を麻痺させることから、正常な勃起のメカニズムを阻害し、EDを引き起こすのです。
喫煙・飲酒の生活習慣はEDの引き金!
酔って勃たなかった経験はないだろうか。アルコールで脳が麻痺しているからだと言われている。
またビールの飲み過ぎは勃起の源であるテストステロンを減少させてしまう。
ホップには女性ホルモンの中でも作用が強いエストラジオールに似た成分が含まれているので、精巣のテストステロンを減少させてしまう可能性が指摘されている。
さらに、血中のテストステロンをタンパク質と結合させてフニャチンにしてしまう、恐ろしい作用がある。
寝不足
寝不足だったり睡眠の質が悪いとテストステロンが回復できず、ペニス増大にも支障をきたす。
テストステロンは男性ホルモンの代表的な存在で、ペニスの血流量を左右する一酸化窒素(NO)というガスを出す働きを担っている。
そのテストステロンが自然に回復するのは寝ている間だけというのだから、睡眠の重要性がわかる。
シカゴ大学で行った実験によると、5時間睡眠の人は8時間睡眠の人に比べて10〜15%もテストステロン値が下がることがわかった。
1歳でテストステロン値は1%下がるから5時間睡眠は10〜15歳老化したのと同じこと。
今より15歳も年を取れば、ペニスの硬さも足りなくなるし、チントレをがんばっても無意味そうですよね。
睡眠時間と同じように、睡眠の質も重要です。質の高い睡眠は、次の2つを満たしていること。
- 心身ともにリラックスして眠りにつくこと
- 深いノンレム睡眠がとれていること
寝る前にスマホを見ている人は多いと思うが、スマホの強烈な光は交感神経を刺激する。同じように寝る前に仕事のことを考えたり、コーヒーを飲むことも刺激となる。
朝起きたら朝日を浴びて体内時計をリセットして、寝る1時間前からリラックスを心がけよう。そうすれば最初のノンレム睡眠が深くなって成長ホルモンもバンバン出るし、テストステロンも回復する。
運動不足
運動不足は勃起を老化させる。血行不良で勃起の硬さが足りなくなったり、勃起の持続時間が短くなって中折れしてしまう。
勃起したペニスは下半身の筋肉で支えられている。運動習慣がない人は1ヶ月間スクワット(1日10回3セット)をしてみるだけでも勃起力は大きく向上する。
ヘタなチントレするよりもスクワットのほうが断然効果が高いので、騙されたと思って1ヶ月続けてみてほしい。
増大サプリも併用しているとさらに良い効果が期待できますよ
まとめ
増大サプリは正しい飲み方をすれば期待通りの効果を発揮してくれる。
- 就寝前の空腹時に飲む
- 生活習慣を見直す
もし3ヶ月飲んでも何にも変化がなかったら、残念ながらそのサプリは相性が悪いので変えたほうがいい。