【シトルリンのペニス増大効果】仕組み・アルギニンとの関連性

ペニス増大サプリの主成分はシトルリン。シトルリンの血管拡張作用はサイズアップに欠かせない重要な成分だ。

シトルリンはチンコを大きくしたり男性機能の回復に役立つだけでなく、運動時の疲労軽減や美肌効果なども。しかも副作用がないというスーパーアミノ酸だ。

とはいえ、

「本当に効果あるの？」
「健康に悪影響はないの？」
「どういう商品を選べばいいの？」

こういう不安もあるだろう。
このページでは、

• なぜシトルリンがサイズアップに重要なのか
• どのくらい摂取すればいいのか
• 副作用はないのか
• アルギニンとの関連性
• サプリメントの選び方

などシトルリンの不安を解消して、正しく選択できる方法を紹介していく。

シトルリンがペニス増大に重要な理由

シトルリンの血管拡張作用によって今まで以上にペニスに血液を送りこむことができるようになるから。

勃起はペニス内部の海綿体という筋肉の袋が緩んで、その中に血液が入ることで硬さが増し、大きくなる。

いつも以上の血液を送り込むことができれば、いつも以上にペニスは大きくなる。

シトルリンには血液がスムーズに流れるようにする働きがあるため、より多くの血液をペニスに運ぶことができる。

シトルリンの血管拡張作用

シトルリンは一酸化窒素（NO）というガスの生成を促す。一酸化窒素はペニスの筋肉を緩める方向に作用し、血管を広げる効果がある。

この「NOが増えれば血流が増える」という仕組みを解明したファーチゴット、イグナロ、ムラドの3人の博士は1998年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

シトルリンの血管拡張作用でペニスへの血流を増やすことが、増大サプリに欠かせない成分となった理由だが、アルギニンと組み合わせることで一酸化窒素の生成が倍増することがわかっている。

シトルリンだけでは効果なし？アルギニンと併用すれば効果倍増

シトルリンだけでも血管拡張作用はあるが、アルギニンと併用すれば一酸化窒素を生み出す効果は倍増することがわかっている。

一酸化窒素は尿を作るときに行われる代謝（オルニチンサイクル）で作られる。下図のようなアルギニンがシトルリンに変わる過程で生み出されている。

その通りだが、アルギニンはアルカリ性が強く、消化不良や胸焼けを起こしてしまうという弱点がある。

また、アルギニンを経口摂取しても腸管で約40％が代謝されてしまい、さらに残りはアルギニンだけでなく尿素や他の物質の生合成に使われてしまう。

そこでシトルリンが重要になってくる。シトルリンはアルギニンと違って、経口摂取すると大部分がシトルリンになる。しかも副作用がほとんどない。

さらに、アルギニンを摂取するよりも、シトルリンを摂取したほうが効果的に体内にアルギニンを増やせることがわかっている。

協和発酵バイオの健康成分研究所により、アルギニンとシトルリンを同時に摂取すると、それぞれ単独で摂取する場合よりも血中アルギニン濃度上昇促進効果が高いことも実証された。

アルギニンについてもう少し詳しく知りたい方はこちらのページを読んでほしい。

シトルリンはどんなサプリメントを選べばいいのか

次の3つの条件を満たすサプリが良い。

• シトルリンとアルギニンが同時に摂れる
• シトルリン1000mg以上
• アルギニン3000mg以上

増大効果を狙うなら、シトルリン1000mg以上、アルギニン3000mg以上のサプリを選ぼう。

シトルリンの摂取量

食品安全委員会では1日の摂取目安量は800mgを推奨している。

また、ドイツのエッペンドルフメディカルセンターが行った研究によると、750mgのシトルリンを1日2回摂取したところ、血中アルギニン濃度を上昇させ、NOが増えた。

一方で、NOの研究でノーベル生理学・医学賞を受賞したイグナロ博士の著書では1日1000mgが推奨されている。

これらを総合するとシトルリンは750mg～1000mgということになる。ただシトルリンには副作用がほぼないのでルイス博士の言う1000mgでもいいだろう。

アルギニンの摂取量

こちらもイグナロ博士はアルギニンを1日3000mg～5000mgを推奨している。それどころか、3000mg以下では十分なアルギニンの効果を得ることはできないとも言っている。

また、イランのテヘラン大学が行った研究によると、肥満患者46人に対して1日3000mgのアルギニン摂取を8週間続けたところ、抗酸化能が改善した。

これらを総合すると、アルギニンは3000mgでいいだろう。

シトルリンの基礎知識を総チェック！

シトルリンはペニス増大だけに役立つ成分ではない。成分・効能・副作用など、シトルリンについての基本的な知識も確認しておこう。

• シトルリンは天然のアミノ酸
• シトルリンの主な効果
• シトルリンを多く含む食べ物
• １日の摂取目安量
• 副作用や過剰摂取の注意点

シトルリンは天然のアミノ酸

シトルリンは天然のアミノ酸で、スイカなどのウリ科の植物などに含まれている。また体内でも自然に作られている。

体内ではアルギニンや一酸化窒素（NO）に変換される。ある種のタンパク質生合成に必要な材料を増やすのに役立つ。

シトルリンの主な効果

• 血管拡張作用
• 保湿作用

シトルリンの主な役割は「血管拡張作用」と「保湿作用」だ。それぞれ詳しく見ていこう。

血管拡張作用

シトルリンは一酸化窒素（NO）の生成を促して血管を広げる効果がある。動脈・静脈を広げて血液の流れを良くして血圧を下げてくれる。

血管も同じで、通る道が広ければ血流がスムーズになり、必要な栄養素を体の隅から隅まで届けることができる。

そのため、血行不良にともなう症状には一定の効果が期待できるようだ。たとえば

• 冷え性やむくみ
• 動脈硬化の進行の緩和
• 集中力アップ

など。

また、血流がよくなると酸素や糖が各組織へスムーズに運ばれる。だから、

• 持久力の向上
• 筋肉疲労の改善

など、運動パフォーマンス向上の効果も期待されることから「スーパーアミノ酸」とも言われ、スポーツ界（ランナーやトレーニーなど）でも注目されている。

保湿作用

シトルリンには保湿作用もある。

シトルリンは、皮膚の表面にある肌の潤いを保つ天然保湿因子（NMF）のひとつ。

天然保湿因子の40％はアミノ酸で出来ていて、そのアミノ酸の中でもシトルリンは、セリン、グリシン、アラニンに次いで4番目、遊離アミノ酸としてはセリンの次に多い。

資生堂、第一三共ヘルスケア、アサヒフードなどがシトルリン配合の美容ドリンク、サプリメントなどを販売している。

美容効果、疲労軽減など、まさに多様化する女性のライフスタイルをサポートする成分だ。

シトルリンを多く含む食べ物

シトルリンを多く含む食べ物はスイカが有名だ。赤い実の部分ではなく白い部分に多く含まれている。

ほかにメロンや冬瓜、キュウリ、ニガウリ、ヘチマなどのウリ科の植物に比較的多く含まれている。

食品名	含有量（100gあたり）
スイカ	180mg
ヘチマ	57mg
メロン	50mg
クコ	34mg
冬瓜	18mg
キュウリ	5.0～9.6mg
ニガウリ	2.0～16mg
牛肉	0.88mg

1日の摂取目安量

厚生労働省の食品安全委員会では800mgが推奨量としている。

L-シトルリンの一日推奨摂取量は800mgであり、これはスイカ（可食部）444gに相当する

資料５－４：遺伝子組換え食品等に係る食品健康影響評価に関する審議結果について

ちなみにスイカ444gはこのくらい。

この量を毎日食べ続けるのは無理だ。大人しくサプリメントに頼るべきだろう。

副作用や過剰摂取の注意点

シトルリンは毒性が低い成分なので、今のところ過剰摂取による健康被害はない。適切に摂取する限り、おそらく安全だ。

ただ、大量に摂取すると腹部の不快感を覚えることがあるようだ。スペインのコルドバ大学の実験によると、筋トレ時に8,000mgのシトルリンを摂取した場合、運動パフォーマンスの向上や筋肉痛の軽減に効果はあったものの、14.6%の人が胃に不快感を覚えたという。

また、シトルリン粉末にはわずかな甘味と苦味があるが、ほぼ無臭だから飲みにくさはない。

シトルリンのペニス増大効果まとめ

• シトルリンはアルギニンと一緒の摂ると血流が増加してペニス増大効果がある
• 摂取量はシトルリン1000mg／日、アルギニン3000mg／日
• 食事では難しいので、このぐらいの量が入っているサプリがおすすめ
• シトルリンは基本的に副作用がないけど、摂りすぎると胃に不快感を感じる人もいる

シトルリンを食品から摂るだけでは血管拡張作用を実感できるほどの量にはほど遠い。サプリメントを上手に活用しよう。

筋トレ目的の人ならシトルリン＋アルギニンのサプリで良いが、ちんこを大きくしたいなら増大サプリのほうがおすすめだ。

増大サプリはシトルリン・アルギニンのほかに、亜鉛、マカ、赤ガウクルア、レスベラトール、ムクナ、トンカットアリなど性機能にかかわる成分が豊富に含まれている。

ペニス増大サプリは一見すると「怪しい」うさん臭い商品だが、血流改善と成長ホルモンの分泌を促進する理に適った商品である。