ペニス増大器具、気になるけど…
怪しすぎる。
こういうイメージを持っていないだろうか?
amazonで「ペニス増大器具」と検索してみると、ペニスポンプ、エクステンダー、ペニスリングなどがヒットするが、数多く存在する増大器具の中から適切なものを選ぶことが成功の鍵となる。
成功の鍵のひとつが、トリノ大学による研究論文。
この論文によると、アンドロペニス(=エクステンダー)を使った実験で、平均+2.3cm大きくなったことがわかる。さらにアンドロペニスの公式サイトによると、最大で4cmも増大できると書いてある。
治療を続けることで、長さ最大4cm、太さ最大1.5cm増大させることが可能です 太さ最大1.5cm増大させることが可能です
アンドロペニス公式サイト
なんとも夢の膨らむ話じゃないか。
ペニス増大器具はアンドロペニスを始めとしたエクステンダーとペニスポンプが有名だ。
この記事では、これらの器具がどのように作用し、どの程度効果が期待できるのか、そしてどのようなリスクが伴うのかについて紐解いていこう。
ペニス増大器具は大きく分けて「牽引式」「ポンプ式」の2種類がある
ペニス増大器具は「牽引式」と「ポンプ式」の2種類がある。それぞれメリットとデメリットがあるので、詳しく見ていこう。
牽引式
特徴 | ペニスを「牽引=引っ張る」ことで、体内に埋もれているペニスを引き出す器具。ペニスに装着し、ゆっくりと引っ張って伸ばしていく。見た目は痛そうだが、正しく使えば痛みはない。 |
使い方 | 1日4~12時間ペニスに装着する。確実に増大したいなら9時間は装着しておくと効果的だ。 |
効果 | ゆっくり長い時間牽引することで効果が現れる。製品によって装着時間の目安が異なるため、必ず説明書に記載されている用法を守って使おう。 |
デメリット | 使い始めてすぐに効果が現れるものではない。また、1日に何時間もペニスを牽引にし続けるというのは、一般的な社会人にはなかなか大変だ。痛みを感じるときは強さを調節したり、ベビーパウダーなどを使ってケアしよう。それでも痛みを伴う場合は中止すべき。 |
価格 | 15,000~30,000円が相場。もっと安いものもあるが、粗悪品も多いので注意。大事なペニスに使うものなので、ある程度の金額を出してでも安全なものを使用しよう。 |
ポンプ式
特徴 | 水圧や空圧を利用して真空状態を作り、ペニスの血流を促進する。ペニスを伸ばすだけでなくカリの増大にも効果がある。牽引式のように長時間装着する必要がない。 |
使い方 | 挿入口とペニスにローションを塗り、ポンプ内部の空気を抜いて、最初は5分を目安に吸引する。なれてきたら徐々に時間を増やす。使用時はパンパンに膨張するが、外すと元通り。 |
効果 | 続けることで太くなるが、長さはほぼ変わらない。自分に合ったサイズを使用しないと水ぶくれやうっ血を起こす可能性がある。 |
デメリット | 真空状態にして無理やり血流を集めるので、長時間使用するとペニスが壊死する危険性がある。また、皮が伸びるというデメリットも有る。 |
価格 | 手動式は1,500~4,000円、電動式は3,000~8,000円程度。安すぎるものは粗悪品が多く、すぐに故障する。 |
牽引式・ポンプ式のリスク
牽引器具、ポンプ式増大器具、それぞれにリスク・デメリットがある。
牽引式は長時間の着用が難しい
最初に紹介したトリノ大学の論文のとおり、牽引式は効果があることがわかっている。
ただし、看過できない条件も書いてあった。
この方法は非常な忍耐を強いられる。器具の装着期間は、前者の研究(1.8cm増大)では1日6時間、4か月間で、後者の研究(1.7cm増大)では1日4時間、6か月間だった。
Non-invasive methods of penile lengthening: fact or fiction?
起きている間で、1日4~6時間ほど装着していなければならないが、装着しているとモッコリしてしまうため、現実としては厳しいと言わざるを得ない。
ポンプ式は効果がないうえに、壊死の危険性
ポンプ式の最大のリスクは効果がないこと。
実はこれもトリノ大学の同じ論文内で言及されていて、泌尿器科医師会の学術誌で発表されている。
ペニスにシリンダーをかぶせて真空状態にし、ポンプで吸引するという方法もあるが、6ヶ月間続けても効果はないことが分かった。
Non-invasive methods of penile lengthening: fact or fiction?
さらに、ポンプ式には2つの危険性がある。
- ペニスが壊死する危険性
- 皮が伸びる
真空状態にして無理矢理ペニスに血流を集めるため、長時間使うと血流が止まってペニスが壊死する危険性がある。
さらに、吸引されるのはペニスだけじゃなく、皮も吸引されるため、皮が伸びてしまう。包茎であれば悪化すること可能性もある。
ペニス増大器具はリスクと効果のバランスが悪すぎる
牽引式は1日6時間も装着しなけらばならないし、ポンプ式はそもそも効果がない。
それでも牽引式で大きくしようと思うなら、半年間はがんばってみてほしい。何事も継続が力になる。下の写真はエクステンダーでは一番メジャーなアンドロペニスだ。
アンドロペニス
https://www.amazon.co.jp/dp/B0083E5KZA
使っているうちにペニスに異変が起きたら、すぐに使用を中止して医師の診察を受けよう。
海外だとこのように外側から目立ちにくい商品もあるようだ。
目立たないのはいいが、曲がりそうだし、排尿も大変そうだ。
安全にペニスを大きくする方法
安全にペニスを大きくする方法は2つある。
どちらかではなく、併用すると相乗効果も見込める。
チントレ
チントレにはいくつか方法があるが、中でもおすすめなのがペニス牽引法。
- 平常時(萎えてる時)に行う
- 引っ張りながら回す(360°)
- 30秒引っ張ったら20秒休憩
- 繰り返し
引っ張りながら回すだけ。簡単だが、理論的にはエクステンダーを使わずに牽引する方法だ。
エクステンダーが1日6時間の装着を半年継続することが前提と考えると、牽引法も所構わず引っ張らないと効果は見込めないだろう。
ペニス増大サプリ
ペニスを大きくするのに必要な成分は、シトルリン、アルギニン、亜鉛の3つ。
シトルリン | 血管拡張作用 |
アルギニン | 血管拡張作用、成長ホルモン分泌促進 |
亜鉛 | テストステロン分泌促進、成長ホルモン分泌促進 |
大きくするのに必要な量を食事から摂ることは難しいが、サプリなら簡単に摂取できる。
増大サプリというと「怪しい」「胡散臭い」というイメージを持っているかもしれないが、中身は血流改善を目的とした天然成分のサプリだ。
増大器具はペニス増大をサポートしてくれるが、使用条件が厳しかったり、なかなか現実的には難しいかもしれない。サプリやチントレなどの増大法も積極的に取り入れてはいかがだろうか。